A&D GX-Z9100 |
| 粘りのあるコシの強い音。回路の音が濃厚。MONITORスイッチを使ってSACD&DVD機の出力と切り替えしてみると、SACD&DVD機よりリッチな音をしていた。SACD&DVD機(NS900V)はSACDの雰囲気を細かに伝えてやわらかい音を出すけどやや淡泊で、GX-Z9100はちょっとくどいけど良いパーツを使っている音だった。 古い機種だけど録音の質は悪くはなかった。使っているうちに普通の流れの良い音になった。DOLBY NRではノイズは消えるけどかなりこもる。回路が病んでるのか。もともとの音に近いのはNR OFFのほう。 |
オーディオが音を出す仕組みは単純だけど音自体は単純なものではない。スペクトル包絡は帯域ごとに単純化された音圧のサンプリングで、音をグラフで見ると音とはなんとまぁ単純そうだけど、現実は音色をそのままに表現する手段はない。音は音でしか表現できない。どんなに血眼で望んでも音を見ることはできないし、水の原子に触れてみたくてもビッグライトもスモールライトもないので高分子でできた手ではどうしてもその感触を確かめることはできない。きっとAgを20cmまで拡大したら、太陽系のように反映してるだろうにな。 デジタルの音はエイドスですべてを構造化しているようなもの。現象化すればヒューレーとして聞こえるけど一旦エイドス化された音なのです。それはいいけど実証主義的に突き進んで現象を思いどおりに操作できても本当に人間にとって良い音かどうかにまで符合しているとは限らない。なんでか解らないけどA&DのカセットデッキとかQUADのプリアンプに回帰してしまう。テオリアが必要なんだと思う。魂の観想が。 |
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