DIATONE DA-A600







DIATONEのアンプ結構いける。地味で主張なくて学校の音楽室になったみたい。固有音が少ないDIATONEのスピーカーと方向性が共通してる。
レンジは平野のよう。おだやかな自然、万遍なく柔らかい草が生えてる。
充分にクリーンだけどスペックのとおりのSN感でクリアって感じではない。さして問題ないけれど。解像度は200万画素ぐらいかな。滑らかな音像ではない。触るとふかふかしている。
色気はない。飽きることのないアンプていうか、それ以前にモーションかけてこない。けど音は物足りないながらも音楽の鑑賞後は温かい心持ちになる。ウエストリバーと似ている。
50w×50wのパワーアンプ。地味で素直で、使うほどにしみじみとよさがわかってくる。






ビンテージなりにも結構厚みがある。PMA-2000ALの波動拳のような厚みではなく、毛布のような厚み。プリのラウドネスをONにすれば下まで平坦に伸びるけど、やっぱりやんわりした低音。輪郭はしっかりとあるが。解像の仕方とか良好で、ペールギュントがありのままに台詞を吐いてる。オーディオ的な魅力こそなけれど、使ってるうちに結構気に入ってきた。なんかおちくつ。
TechnicsのプリアンプSU-C1000IIではややおいしい音色も出るようにはなった。けれど音像は曖昧で、低音は出なくなった。DIATONEのDA-P610はちゃんとバランス合ってた。音の方向性も共通してる。




オーディオの想い出