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真空管を超えた緻密な音…ディスクリートアンプの電源電圧は低いほど音が良いは常識。家庭用に数十Wのアンプは要りません。静かに美しい音色を楽しむには小出力アンプが最適です。高級部品使用。HP[URL]。
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EPWS-5は片手に乗るサイズ、出力5W+5W。 音質は、はっきりしてる ダイレクトな表面音。損失のないシンプル回路と純度の高い出力素子で 肩の軽さを体感させる。 でも素っ気ないところはある。EPWS-5V(ボリューム搭載モデル)やEPWS-5(ボリュームとセレクター搭載)にてプレイヤーにダイレクトに接続した場合の音質では、聖剣伝説とかポケモンとかいう情操教育は抜けてる。やっぱプリアンプがあると血が通っているように感じる。何を鳴らしても一方的、素っけない、理系脳。スムーズだしクリアーだけれど…『わらしのうた』が愉快じゃない。ふざけてない。パッシブプリだとそんな感じだ。 各種スピーカーとの組み合わせ。 Audiopro IMAGE11/KAI : キンキン生リアル。女性ヴォーカルが脳天を突き抜けてる。快感でもある。 DIATONE DS-1000ZA : キンキン。B4Cが繊細に振動するけど少しウーファーの音が抜けてる。密閉だからもともとだろうか。 QUAD 21L : ほどよい。高域のピークが抑えられてる。エルサウンドのピュアさがよく浸透する。 Unity Audio CLA-1 : このSPは想像を超えて最高だった。なぜこの音になるか意味が不明であるほどに。音が荷崩れする前に放出されてるからだろうか。参照:Congeniality。このスピーカーがいいとなると低域専用のパワーアンプ[EPM-10S]が欲しくなる。 |
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EPWS-5 50000円…5W+5Wパワーアンプ [ボリューム+入力切替つき] EPWS-5ac 50000円…EPWS-5のマイナー変更 [ACケーブル着脱式] EPWS-5Vac 40000円…5W+5Wパワーアンプ [ボリュームつき] EPWS-5Sac 35000円…5W+5Wパワーアンプ EPM-1S 38000円…1Wモノラルパワーアンプ EPM-10S 49000円…10Wモノラルパワーアンプ トランス等強化 EPW-10 79000円…10W+10Wパワーアンプ 2007年頃 EPWS-10DX 69000円…EPWS-5acの10W+10W版 2009年頃 EPWS-10DX 54000円…[入力切替、ボリューム無] その後、僕はEPWS-5Sacに買い換えた。写真の初期型からはマイナー変更がされており、電源はインレット式になっている。ACインレットのみでなくトランスも変更されてるようだ。音質は太く温度感が高まり若干繊細にもなった。とはいえEPWS-5Sacを買って「やっぱ無機質だなぁ」と思って放置して2年経過していたが、きまぐれでBLOSSOMのBLO-0299というプリアンプを挟むと豹変した。ニアフィールドで聴くとヘッドホンより遙かに気持ちいい音が出る。プリアンプの音が良ければ最高のパワーアンプになるのであった。以前、McIntosh C-710とFlyingMoleの黒モグラでスピーカー鳴らしたらMcIntoshのトーンが濃厚でやばかった。FlyingMoleはもう倒産してしまったけど黒モグラはプリアンプの音をダイレクトに放出するアンプだった。EL SOUNDのパワーアンプも黒モグラと同様で、音色の良いプリアンプを挟むとやばかったのである。「プリアンプ」は回路がそのまま音に成るゆゑにか「ある種の偏執狂にしか名器は創れない」と言われる機材。BLOSSOMは回路が素晴らしいのかバッファアンプの素子が良いのか EL SOUNDのパワーアンプが初めて生気に満ちた豊かな音で鳴った。Musical Fidelityのm1 HPAも良かった。QUAD 34等は名器とよばれていて回路は素晴らしいけど部品が古いのでリストアされていないと「かび臭い音」がそのまんま出てくる。EL SOUNDでは全部の音がそのまま通過して出てくる。PIONEER C-90a(1988年製:未使用品)はたまらない。往年のパイオニアの濃厚感が出て来た。 |
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後記:エルサウンドの中の人はプリアンプ不要派なのに、なんでパッシブプリと組み合わせると音質がいまいちなのか。musicaのパワーアンプはパッシブアッテネータ―式プリアンプとの組み合わせを考慮して入力インピーダンスを100kΩに設定してある[URL]。EPWS-5Sは10kΩ。musicaのパワーアンプはパッシブアッテネータープリで鳴らすと強調感のない素朴な音で鳴る。ケーブルの違いもよくわかる。パッシブプリのメリット。中身を見た感じではEPWS-5の方がmusicaよりコンデンサーとかトランスとかすごくしっかりしているけど、パッシブプリで接続した場合のEPWS-5の音がmusica 雷鳥3やpow60の音質と比較にならないほど生命感がないのは、入力インピーダンスの低さが問題かもしれない。機械のことはよくわからないけど。入力端子部のホットとコールドで結ばれている抵抗を外してみたらどうなるかなぁ。 |
その抵抗についてYahoo!知恵袋で聞いてみたら「ホットとコールドとの間の抵抗なら、その入力端子に何も繋がっていない時に、ホット側の電圧を【確実に】0Vに落とすための抵抗だと思うよ。その抵抗が無ければ、ちょっとした静電気とかノイズとかで、ホット側の電圧が動いてしまうからねぇ。」等との事
[URL]。EL SOUNDに問い合わせてみると「入力インピーダンスを保つためでこれが無いとRCAジャックがオープンの時にノイズを拾ってしまいます。10KΩ(ボリューム付きは10KΩ)ですが47KΩに変更は可能です。」との返事が来た。当たってる。知恵袋のベテランの人たちはすごいと思った(中には冗長で嫌味な奴もいるが)。「T型の抵抗」のWebページで読むところ、入力換算雑音を減らす目的かもしれない。 自己責任で取り外した、結果、一聴してやんわりした。取り付けてあるほうがクリアーな音だったけど、硬質な感じはなくなり曖昧な音になった。輪郭のはっきりしていた高域はハイエンドに向かってなだらかに減衰している。空気感は増した。使っているうちに耳がその素朴な音に馴染んできて、この抵抗を抜いた音の方が音質的によく思えてくる。曖昧さの中に機微がある。パッシブプリが窮屈な音にならない。 そのかわりRCAケーブルを抜き差ししたりする瞬間に「けたたましいノイズ」が入るようになった。それにより半導体素子は劣化すると思う(コンデンサーの容量が大きいため電源OFF後2分ぐらい待たないと発振する)。 ― その後5年が経過したけどこのELSOUNDの音は最高である。2020年、いつまででもこのメーカーが存在しているとは限らない…スペアが必要と思い、EPWS-6購入。まだこの抵抗を外していないEPWS-6と比較すると、EPWS-5のほうが聴き疲れしにくかった。でもパースペクティブ感はEPWS-6の方が良い。少し進化してるからかな。 ― その後、EPWS-5は9年使っているけどそろそろコンデンサーの容量が低下してきた。音質も若干へたってきて曖昧さが増したかな。それでも結構好きな音。その軟質感がたまらない。 |