ELSOUND Passive PRE パッシブプリ(ボリューム): ECP-1S、ECP-22の前身モデル。小型だし軽いし収納には困らない。密閉型なのでたしかに長期保存可能です。

EL SOUND volume selector
この初期型も数種類あり、ボリュームにアルプス製か何かを使った高級タイプもあるようです。
ディスカウントSHOプッにて熱烈に推薦され[⇒URL]、購入しました。おそらくECP-22の前身になります。エルサウンド初期のモデルです。型番がありません。デザインもまだなにかオーディオとしては調和してない感じです。買値は結局1万円でしたがパッシブプリですのでROTELのRHC-10等ほどではないが非常に高い純度があります(搭載されてる可変抵抗の質は悪くないがもやける感じはある)。画像のパワーアンプのEPWS-5Sとの組み合わせはなんの変哲もない音です。QUAD 606との組み合わせではなにもしたくなくなる音。Stella Opusに元気が出ず、活動的なプリアンプとは違います。入力インピーダンスの高いパワーアンプとくみあわせる事が前提だと思います(理想的には100kΩ以上必要なもよう{ロー出しハイ受け})。入力インピーダンスの低いパワーアンプの場合はCDP/DAPとパッシブプリの間にバッファアンプを挟んで (ボリュームを介する前の大きな信号では音の劣化が少ないから)、バッファアンプの銘柄を変更したりして楽しむのもいいと思います。古いプリメインアンプのボリュームやセレクターが摩耗しガリが出て音を減衰させている場合、そのアンプのボリュームとセレクターをバイパスしてパッシブプリを挟めば復活します。
まだ途中の画像
泣けるほど簡素な中身。しかしVR OUTのRCA端子を銅製のものにしたら、こんなに変わるとは思わなかった。
IN ⇒〔RCA端子⇒ 配線材⇒ セレクター⇒ 配線材⇒ ボリューム(可変抵抗器)⇒ 配線材⇒ RCA端子〕⇒ OUT
構造がシンプルな分、配線材とかRCA端子が音に占める比重が大きいんだろうか。まか不思議感がいい。
VR OUTの配線材をaudio-technica AT-ES1400にした。まろやかになった。こんなに音が含まれていたのかとも思った。満たされてる。次にRCAケーブルをセレクターに直にはんだ付けした。一瞬より空気感が増したように感じたけど、これによるメリットはほぼ無かった。VR OUT側ならメリットが大きいけど、CDPからの信号ではケーブル等による変化を感じ取れない。