IKEDA SOUND labs. N.S LM12CLK Power









■メーカー : IKEDA SOUND labs.
■型番 : N.S LM12CLK
■外径寸法 : W300×H100×D230mm
■重量 : 6.2kg

(下にあるデッキはVictorのS-VHSビデオデッキHR-VXG1です。2021年、現役。トラッキングは酷いけれど、頭のほうがそれに慣れてきた。)



IKEDA SOUND labs. N.S LM12CLK パワーアンプ

イケダサウンドガレージは、カートリッジのメーカー。アンプはラインナップに載ってない。創設者もあんまりアンプにこだわってなかったみたいだ。僕はそう思わないんだけど上流(レコード)と下流(スピーカー)で音の多くが決まるという思想の方だった。

そんなメーカーのアンプを手に入れた自分は運が良い。レコードのカートリッジを設計している方だからなのか、高雅な音がする。純度が高く澄み切っていて歪み感がない。音像が前へ飛んでくるけど自己主張ではなく抜きん出た感覚。濃厚な音ではないけど音に水気はある。機械的スカキンサウンドではない。最近自分は博打でいろんな自作アンプの音を聴いてみたけれど、やっぱりプロの音はいいな。中身は同じように見えるのだけど。












RCA端子はTOMOCAのもの。LRで単価500円くらいで売られている端子。純銅製ではないけどどんなプラグとも馴染む。金メッキも厚くて抜き差ししても色が禿げにくい。という、自作しない人にはどうでもいい情報。
Ikeda soundlabは、はんだ付けがすばらしいです、MOS FET POWER AMPの記事も参考にしてください。池田勇氏本人が作っているものなのかな…。
画像のスピーカー端子はネジ、ボルト、スプリングワッシャー。すごい不便だけど、接点を減らす目的でこうなっている(横に穴が開いてて内部の導体が外に出てる)。GNDにマイナス(黒いほう)を接続。よく調べないと…。(そうしないとウーファーのコイルが無駄になる。よく「プラスとマイナスの接続は位相の問題で、+−逆に接続すると低音が薄くなるだとか、音質にはたいして違いがない」という書き込みがあるけど、位相ではなくローパスフィルターの問題だと思います。ローパスフィルターのコイルは赤の プ ラ ス 側 に取り付けられている。あ、ぜんぜん恥ずかしい事じゃないですよ、自分はオーディオ歴15年目にして初めて知りました(アチャー。自作のネットワークを作ろうとしたときに。……早く言ってくれ)。


























  エルサウンド イケダN.S イケダMos 真空管Amp
解像度 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
分解能 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
空気感 ★★★★★ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
高音 ☆☆☆☆☆ ★★★★★ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
空間再現 ☆☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ☆☆☆☆
低音 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆
室内楽 ☆☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
交響楽 ★★★★★ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
ボーカル ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ★★★★★
ポップス ☆☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ☆☆☆☆☆
生命感 ☆☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
長時間リスニン ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
点数 80 80 80 75



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