定評どおり往年のJBLサウンド。 クラシックはものすごく聴けないけどジャズにおいてはものすごくくる。ガンガンくる。といってもドンシャリじゃない。密度が高くてナイーヴなお肉のような厚みがあり、エネルギッシュでもハーシュな成分が巧みに抑えられている。各々の楽音には存在感がある。ブラスに輝きがあり電子音には抱擁感がある。リアルなヴォーカルは耳の後ろまで嗜むようで ぱお――(・∀・)――ん ってかんじ。 響きの美しさや空間の広がりではなく、音の実体感でおしてくるスピーカー。ダイレクトに攻めてくる。でも面と向かって聴くにはいいけどちょっとBGMには重たすぎるかな。 アンプはデノンとサンスイがよかった。真空管もいいとネットで書かれてた。マランツPM-14SAは力感はあるけどどうも洒落ててつまらんまらんつになるし、Technics等のきれいな繊細系アンプでは音がスカスカになる。ぱお-----(;∀;)-----ん |
ラフなデザイン。 でもどこかアンティーク。 音色までラフだが力強さと色の濃さを感じることができればよい。・n・ |
調節可能のアッテネーター 微妙にガリがあるし通ってこない感じ。純度に問題あり。使っているうちに多少は改善されたけど。 でもまぁ4312の場合、ツイーターとミッドレンジはオプションのようなもの。 0に設定してウーファーのみで鳴らしても聴ける。 それで細野晴臣や冨田勲を聴くと異世界にdでいける。 |
ホワイトコーン・ウーファー メインはこの帯域。 不自然さやブーミー感がなく、刺激的な要素もない。 そのうえずっしりとした重みと深みがあり密度が高く具体的。 本当に質がいいからこのユニットだけで鳴らしても聴けるのだ。 4312においてはウーファーにローパスフィルターなどの回路を使っていないらしい。 入力からダイレクトにユニットに繋がっている。 このユニット生粋の低音が楽しめる。 |
サランネット開けるとにおいがいい。でも普段は必ずつけておきたい。そうしないとその匂いが消えてしまいそうだから。 メーカーはオーディオの音創りと同時に香りを計算に入れているものだ。聴覚と視覚のみでなく嗅覚まで訴えてくるのがこのスピーカー。 この甘い香りを逃さないためにサランラップを被せておくのもよい。 でもそうすると音の抜けと見栄えが悪くなる・・・迷うところ ・n・ |
たまにはひなたぼっこ |
4312MkUWX ¥118,000(1本) 伝統色タイプ。 4312MkUGYはホワイトラッカー仕上げで1本あたり¥10000高い。レア。内容は同じ。ステレオサウンドではホワイトタイプのほうで評価されていた。もしかしたら匂いが評価されていたのかもしれない。しかし、あのラフなラッカー塗装は4312MkUにしか似合わない。ホワイトが似合うこと自体が珍しい。 |
4312B MkU ¥88,000(1本) 4312MkUのブラックタイプ 外装のコストが抑えられている。あとはツイーターが違う。音の仕上がりは完全にモニター色になってるらしい。DiskUnionのジャズコーナーの棚の上に置いてあった。やはりジャズなのな。そして4312はちゃらんぽらんな設置でもなんら問題ない。そういう鳴り方で鳴ってた。 |
4312SX ¥128,000(1本) 次世代オーディオに対応して現代的なサウンドにブラッシュアップしたモデル。音の鮮度が高くなったちょっとつまらないモデル。4312生粋の個性は中庸化されている。アイデンティティーであるウーファーは共通で2213H。 |
JBL 4312M ¥68,000(ペア) これは4312MkUにスモールライトを当てたもの。4312MkUの小型軽量化モデルである…と書くと音悪そう。(写真だと4312MkUとの区別がつかない) 133mm経ホワイトコーン・ウーファー搭載。音を試聴したらあっさりとした印象だった。4312のようなマッチョさはないけど綺麗な音がしていた。4312Mk2はスピーカー端子ダイレクト接続だけど、4312Mはローパスフィルタ搭載と思う。 4312Mを3本セットしたシアターパッケージもある。Theater Package 4312M3 \102,000(3本セット) |