KENWOOD LS-11 Excellent
3WAY






往年のケンウッドの名器 LS-11EX ¥60,000 (2台1組、1993年頃)







KENWOOD LS-11EX仕様
低域用:19cmコーン型
中域用:8cmセミドーム型
高域用:1.6cmドーム型
再生周波数帯域:45Hz〜48kHz
クロスオーバー:1kHz、5kHz
幅228x高さ403x奥行276mm 8.8kg

ウーファー:ダイニーマ繊維&カーボン繊維の振動板
トゥイーター:1.6cmチタンドーム型
アルミダイキャストフレーム
独製フィルムコンデンサーを採用









ウーファー:ダイニーマ繊維&カーボン繊維の振動板
トゥイーター:1.6cmチタンドーム型
アルミダイキャストフレーム














今から30年も前の古き良き時代のスピーカーだけど出物を見つけたとしか思えない。エッジだけは硬化しててややタイトだけど各ユニット出音に問題はない。要所に独製フィルムコンデンサーを採用。電解コンデンサーも使用されていた。オーソドックスな価値観みたいなサウンドで、Pioneer S-HE10と同じくダイナミックな音を出す。その後発売されたLS-1001とかLSF-777とかS-270とは正反対。つまらない音だけど解放的サウンドだ。音圧89dB/W/mと高めで、”すかっ”としている。













録音ファイル(スマホ):ラフマニノフ 『パガニーニ主題による狂詩曲』 V.ウイリアムス 『ロンドン交響曲』 『トマス・タリスの主題による幻想曲









この美しさ。高校のころカタログで見てあこがれたスピーカー。奇跡的な邂逅といえよう^^








2021年現在、今の需要と供給のバランスでこのクオリティのスピーカーを製造しようと思ったら最低15万円にはなる。








日記メモ帳
2021.09 UnisonicのトールボーイATH-250R2と比べると、音色的な面白さはないが、3WAYらしい分解能は勝る。
2021.09 管弦楽も分解能が高く、濁らない。古き良き時代の現代的サウンドだけどアンプが良ければ聴き疲れしない。フィルムコンデンサー採用というのが活きてる。電解コンデンサーも言われているほど特性的に変化はないらしいが、フイルムエッジの安心感だ。硬化したエッジは"フィクスドエッジ"でタイトな低域。ブレーキフルードを使うかセーム革に交換するとボヨンボヨンに鳴るだろう。











日記メモ帳
2021.09 背面を開けてみた。接点にナノテックシステムズのナノコロイド溶液を塗った。あと綿をネットワークや接点などの導体が裸の部分に触れるように封入。するとややこなれた音になった。コンコルド効果(労力をかけたから成果があると思い込む)かな?これは違うと思う。







ウーファーは30419という品番。made in Japan