,、__,、 (・∀・) ⌒,,,,,ノ⌒ 以下は「ICレコーダー」の記事です。 |
冗長な文章になってるので、 興味のない人が読むと時間の無駄になります。 |
MGR-A7の神機っぷりにつひて。まず手に取るとわかる良さがある。肌理が細かい。ブラックとレッドのモデルがある。地味ではあるがメタリックな発色をしている。表面の外装は金属製で側面に向けて微妙なアールを描かれてる。写真でもたしかにそうなってるけど実物を見るとその入念さに有難味を感じる。今時貴重なMADE
IN JAPAN(ACアダプターはMADE IN CHINA )、化粧箱も美しく日本製品って感じ。TASCAM DR-1はいかにも東南アジアって感じだった。 MGR-A7は本体のデザインで損してると思う。いつものKENWOODのデザイン。カナル型全盛の時代に逆行したような開放型イヤホンといい…。でも使ってみないとわからない良さがある。これは音楽再生機でした。取扱説明書もページの下に五線譜がデザインされてる。音質がよすぎる。よすぎるって言っても過剰な音ではなくアナログアンプのようなまろやかさがある。でもデジタルアンプだから白い水蒸気のような音がする。開放型イヤホンもまた金属系のボディでKENWOODのロゴが彫られてる。本機に最適化されているというその付属のイヤホンの音質がまた素晴らしい。従来のダイナミック型で振動板の面積が大きいからか解像度に不足はなく、まろやか味がある。カナル型じゃないのでハメ具合によって音圧が変わるけど(実用面ではカナル型の方が格段に上)。このイヤホンはたぶんオウルテックのOWL-IEH15Y。Φ15mmのドライバを採用していて昔のSONYとPanasonicのCDポータブルに付属していた開放型イヤホンよりも解像度が高いです。MGR-E8ではカナル型。MG-G608も同じカナル型。見た目・音質ともにスケールダウン。 MGR-A7を初めて使ったときは音楽の気持よさにしびれた。でもMGR-A7はその割に有名じゃない気がした。HD10GB7、HD20GA7、HD30GB9、HD60GB9は有名で未だにヤフオクで2〜4万してる(発売から5年)。EVAモデルまで発売されていて。これ使うまでは「音が良いと言ってもたかが知れてるだろう」と思ってた。MGR-A7はこんな中途半端な形状の機械が2万もしていて高いと思ってた(相対的に見て)。どう見ても音は普通そうだし「アンプ部には、音声信号の伝送ロスや外来のノイズの影響を抑え、高精度な信号変換と増幅を可能とするデジタルアンプを搭載しました。A/D、D/Aコンバーターには歪特性に優れたWolfson社製「WM8985」を採用し、Lch/Rchに左右独立で配置。互いの干渉を抑制し、再生/録音ともに原音に忠実な信号変換を可能としています。また、デジタルアンプ部の電源にはケンウッド独自のクリアデジタル電源を採用することで、電源供給能力の向上と安定を図り、低歪率化を実現しています。」今まで何度目にした事だろうという普通のことしか書いてない。各パーツの配置にもこだわりがあり、KENWOODのホームページにはアンプ周辺の何の変哲もない画像が載ってたけど、どこのミニコンメーカーでもやってることだと思ってた。しかしQUADも往年の管球アンプでは縦横の配線距離が最短になるような設計をされていた。[QUAD]のロゴを前面パネルから取り付けたビスが裏側ではパーツを固定していたり。そんな執念が実ってか回路自体は今となっては古いけどQUAD 33などプリアンプとして極めて優秀だと讃えられてきた。名機は歴史が証明するようなところがある。 |
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使いやすくボタンが並んでいるだけの平凡なデザイン。でもこのボタンの感触…ひとつひとつが官能的に出来ています。こちりこちりと押し続けたくなります。(でもこちりこちり押し続けていたらボディーが一カ所ミシミシきしむようになってしまいました…) 十字キーの上に巻き戻しボタン9、下に早送りボタン:。左右のボタンは戻ると進む。KENWOOD初のICレコーダーとのことで操作系は若干間違えてるところあり(現行のMGR-E8ではユキビタスになってる)。でもすぐ慣れます。早送り再生は6〜8倍速ほどでわりと速いです。レスポンスもサクサクでストレスはない。起動も2秒の長押しから5秒で早いほう。(SDカードを入れたままだと10秒以上。トラック数が増えるほどデータベース作成に時間がかかる。ファームウェアを更新すると少し早くなるらしい。) |
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操作性はほんと残念。再生一時停止の機能はなく、Walkmanみたく一時停止中の高速早送り巻き戻し再生機能はない。9:トラックの頭に移動してしまう。まぁ細かいこと気にしない人はいいけど(自分も最近はそう)、Windows Media Playerで取り込むと[アルバム情報なし]になるトラックが多く、1トラックしか入ってないアルバムなど多数。しかもアルバム再生終了後、次のアルバムに自動的に移動しないので、すぐ再生が終わってしまう。はぁ…。X-アプリと契約してX-アプリから転送できるようになったらいいのになぁ。Gracenoteが一番データ多い。相当マニアックなCDでも曲名が出てくる。BeatJamには対応してない。 ICレコーダーとしてはセンターマイクが付いてるのが珍しい。旅行にうってつけかもしれない。ガイドさんの声が撮れる。わりと軽量だしSDHC使えるし。ビデオを回さなくても、音だけでも結構思い起こされるものはある。ラジオのようにながら聴きが出来る。メーカーの仕様ではSDHCは16GBまで対応となっていたけどTDKの32GBでも使えています。 IDOの携帯電話みたいな二階調の表示画面は省エネ。付属のACアダプター《AC-050150A》は100V-240V入力で海外でも使える。 |
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側面のLINE入力は ケーブルが接続されると自動的にLINE入力モードに切り替わる。これはTASCAM DR-1にはない便利さ。音質は両者とも内蔵マイク型のわりには非常に良い。ケウンッドの方は微細な音を拾う。TASCAMは普遍的な塩梅。LINE OUTの音質は特筆すべき音質。透き通った音がそのままに出てくる。ヘッドホンアンプを使いたい場合は重宝する。ラインから出力される音量が小さい分、損なわれる成分が少ないのかな。Fiio X1とかは音量が大きく、透き通ってはいない。ライン用のアンプの問題なのかな。次のモデルのMGR-E8も音がよい。補足:TEACのCPプレーヤーPD-301との比較では分解能が低く各楽音のバランスが悪い=出てこない音が多い。だけど純度は高くたおやかな音色になる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音ファイル
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