Nanotec-Systems MS#208
赤紫ワインの色あでやかな香り






ナノテックシステムズ Music Strada 208

Music Strada #207(2012年12月発売)と基本的な構造は同じで、導体がHiFC(日立金属社製)になったバージョン。2015年に新登場。(写真は自作品)
定価:¥1980(切り売り1mあたり)
導体:Φ0.32mm×7本(HiFC)
断面積:0.563平方mm×2
導体被覆:PE+導電性PVC
防振:綿糸
シールド:銅箔+ドレイン線(Φ0.12mm×7本)
外シース:PVC 外寸Φ6.0平方mm  耐熱90℃
HiFCになっただけで、まじめな音だったMS207に中域の甘美さや艶やかさが加わった。MS207はスタジオケーブルとルームオーディオケーブルの中間だったが、MS208は完全にルームオーディオ向けのサウンドに変貌。サウンドギークのSG-2と比較すると、そちらはシルクの絶縁体なので誘電率ゼロの自然な音で、樹脂の固有振動による人工的な味わいが皆無。MS208はオリゴ糖のような甘美さが持ち味。SG-2は陰性でキレイな音だがMS208は愉快で陽性なサウンド。総合すると甲乙つけがたき幸せ。Golden Strada 201と比較しても同格なんじゃないかと思う。





Nanotec Systems MS208


上の画像は40cmで作成しているものなので、太そうなケーブルに映るけど、MS208の直径は6mmです。細くて取り回しが良いです。銅箔のシールドが入ってるし耐熱90℃のシースなのでカーステレオにも使える。






  MS#207 GS#201 MS#208 Soundgeek
甘美さ
自然さ
高域
中域