ONKYO Integra DTC-9.8






裏面端子群


DTC-9.8はIC部が多少イカレていたけど、さすがにパワーアンプを搭載していないAVプリアンプの音質。自分はステレオ再生(DIRECT)or 2.1chで使っています。パワーアンプを純粋な音のものにすると充分にピュアオーディオとして通用します。本機を介在することによって混濁感や抑圧感が増さない、音色がなかなか良い、DIRECT時は純度が十分に高い等。
2.1chはステレオ+サブウーファー出力。DIRECTの音質よりは劣化するけど、2ch入力時でもサブウーファー出力を作り出してくれるのがうれしい。そのサブウーファー出力の音質がきれい。5.0chとか3.0chのDVDソースでもウーファーに高品位な低音をプリアウトしてくれるなど、いつも手間がかからずいい音。
サブウーファー出力のクロスオーバー周波数が10Hzごとに設定できるのでチャンネルデバイダー代わりに使えます。ちなみに昔のJBLのウーファーユニットだと、やっぱり基本の80Hzが一番よかったです(90Hz以上の帯域が汚らしい)。
個人的にはボリュームバイパスのラインアウトが一つほしかった。HDMI入力等デジタル入力ではテープアウトは出力されない仕様。
4K非対応なのが残念。
映像はこのAVプリに介在させてモニターに出力すると赤味がかった感じになりました。それは別のHDMI DACでも同じでした。詳説:アイシル 映像音声分配機。プレステ4のように、プレイヤー側に映像とは別に音声出力があるのが理想です。

消費電力はON時… 64w / STANDBY時… 0.1w
しかしZone2 or Zone3をONにしてあるとSTANDBY時も44w消費していました(注意)。
パワーアンプを搭載していないのにこの消費電力。



【補足】
デジタルノイズを完全に除去する「VLSC」や、「リニア・オプティマム・ゲイン・ボリューム」回路で微小信号の対策が練られているからか、埋没成分の少ない視界開けた音がする。回路を多く通過する分は人工的な音になるが、完満通直な人工音で、感触はシルクタッチとまではいかないが、2020年現在使用しているが、きめ細かい音がしてると思う。ノイズ感がない。AVだけどわりと音楽的な味わいのある音色だと思う。AVアンプっていうのもイメージの問題かもしれない。センタースピーカーからは真空管のパワーアンプを使うとうっとりとする声が出てくる。また、搭載されているDACはどんなものかとSONYのCDP-XA5ESやELSOUNDのEDAC-3と比較してみたら、情報量の差があるのか広がり感などに違いは感じた。安っぽい特徴はあって、このONKYO DTC-9.8は高音が伸びているが、それがメタルの素材が素粒子の空間でぶつかるような、金属の塊が空気に拡散するような高域ではある。でもDVDやBlu-rayで映画を観たりゲームをするなら、この音なら十分。(注:根布産業にてNeb Tuneが施されていて(「GC#16チューン」、「インレット交換(PowerInletR ?)」、「内部配線交換」、「ヒューズ交換」)、出品者によると「以前はLINN AV5103Dより明らかに劣っていた2chのD/A変換が、遜色無いまで改善しました」とのこと。本来のDTC-9.8がここまで言っていいレベルなのかどうかは不明です)。シルバーのフロントパネルになったONKYOのプリメインアンプには明るくて甘美な音があるけど共通してる。若干硬質な部分も。

「各chの音量レベル調整」や「ローカットオフ」や覚えきれない様々な項目は、本体の画面よりモニターで設定するとやりやすいかと思う。

DENON DVD-2500BT、SONY UBP-X800、Radeon RX580、GeForce GTX960などでHDMI入力をして2019年でも使用可能だった。デジタルボリュームなのでガリは出ない。音質的にはアナログの高品位のもののほうが上手だけど、バグさえ出なければずっと長期的に使えるはず。

RCAプリアウト出力とXLRプリアウト出力は両方同時に出力されている。発想が広がる。ダブルウーファーやスピーカー切り替えができる。(たこ足ケーブルがあれば2chでも3chでも同時出力できるけど。たこ足RCAケーブルを作ってステレオパワーアンプでウーファー2基を駆動したところ、特に音質は落ちた感じはしませんでした)。

後日・・・ONKYOもとうとう外資系の傘下に・・・。
コントロール・アンプDRC-R1はレビューを見ると「他のAVアンプのようにパサパサしてなく、音に潤いを感じる」とのこと。DTC-9.8と比べて、どれほど音が変わるのかな、わかる人いたら教えて。→Mail