ONKYO Integra DTC-9.8






裏面端子群


DTC-9.8はIC部が故障しやすい。ヤフオクで出品されているものはほとんどIC部がイカレてる。長期間放置するとHDMI入力が認識しなくなる。しばらく通電したりセレクターを切り替えたりしていると、なぜか認識するようになる。ときおり本体での操作にバグがあり、たとえばAUXボタンを押したらTAPEになったりする。
でも音質はさすがにパワーアンプを搭載していないプリアンプです。デジタルノイズを完全に除去する「VLSC」や、「リニア・オプティマム・ゲイン・ボリューム」回路で微小信号の対策が練られているからか、埋没成分の少ない視界開けた音がする。回路を多く通過する分は人工的な音になるが、完満通直な人工音で、感触はシルクタッチとまではいかないが、きめ細かい音がしてると思う。ノイズ感がない。AVだけどわりと音楽的な味わいのある純粋な音。センタースピーカーのプリアウトでは真空管アンプを使うとうっとりとする声が出てくる。また、搭載されているDACはどんなものかとSONYのCDP-XA5ES
と比較してみたら、情報量の差があるのか広がり感などに違いは感じたけれど、普通にオーディオ用DACとして使えるレベルだった。CD再生してもこの音ならピュアと言える。(注:根布産業にてNeb Tuneが施されていて(「GC#16チューン」、「インレット交換(PowerInletR ?)」、「内部配線交換」、「ヒューズ交換」)、出品者によると「以前はLINN AV5103Dより明らかに劣っていた2chのD/A変換が、遜色無いまで改善しました」とのこと。本来のDTC-9.8がこのレベルなのかどうかは不明です)。まぁ、ピュアな2chオーディオアンプや真空管アンプに比較するとさすがに微小音が死んでいるのか機械的な音になる。でもシルバーのフロントパネルになったONKYOの新時代の甘美な音は共通してる。あと「各chの音量レベル調整」や「ローカットオフ」や覚えきれない様々な項目は、本体の画面よりモニターで設定するとやりやすいかと思う。

DENON DVD-2500BT、SONY UBP-X800、Radeon RX580、GeForce GTX960などでHDMI入力をして4Kモニターに出力して現在2019年でも使用可能。デジタルボリュームなのでガリは出ない。音質的にはアナログの高品位のもののほうが上手だけど、バグさえ出なければずっと長期的に使えるのはメリット。私は現在プリメインアンプやプリ+パワーを5台で各々音量調整をしてめんどくさいことをしていますが、このAVプリアンプは5.0chとか3.0chのDVDソースでもウーファーに高品位な低音をプリアウト出力してくれるなど、いつも手間がかからずいい音でした。パワーアンプにmusicaの60シリーズをあてがったりすると、このフレッシュなAVプリとのコンビネーションで ξ=゚_ν_゚=ξ Bravo なのである。