あちらを立てればこちらが立たずの原則があり、ロゴスの能力を得るとポエジーを失う。MDR-EX500SLは使いたて当初、クリアーで論理的な音だなぁと思った。久々にみた同級生の音。成長して大人になっていてつまらなかったみたいな印象なのであった。しかし、使っているうちに音が太くなってきてその音を喩えるならば「ふくよかな水」。不思議である。機械にこころがあるとはいえ僕に合わせて音色をメタモルフォーズしてきたとは考えがたいことであるが。自分が知らないだけでよくあることなのだろう。友人に話すとそれはエージング(加齢現象)だとのことだった。 |
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