SONY NW-A10
SONY NW-A10シリーズ 〔NW-A16 / NW-A17〕
NW-A16(32GB)
NW-A17(64GB)
micro SDHC対応
2014年のWalkman(両足でWalkman)
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NW-A016 NW-A017 ピンク(裏はワインレッド)
フラッグシップ機のNW-ZX1は2014年現在価格コムで6万円代。Androidでタッチパネル操作。まさにスマホ。
そこにAシリーズが復活。『Hi-Res対応』はヘッドホンの解像能力の限界を考えると一長一短だが※1
NW-ZX1と同様に厚膜銅箔プリント基板、高音質はんだ、電源部に低抵抗ケーブル、
コンデンサーに「POSCAP」を採用するなどアナログ部が高級化されてる。
そして液晶画面は必要にして最小限の画質・サイズ。タッチパネルなし。
かつてDENONのプリメインアンプPMA-2000Vにはリモコン対応のモデルがあり (PMA-2000V/R)
それはリモコンが音を汚すという理由からであった (リモコンの作動用に別電源搭載で定価が1万円高かった)。
その様な事を考えると…NW-ZX1より音質的には有利ではないのではないのではないかと…希望的観測したい。
※1 SONYのMDR-CD3000とMDR-SA3000(SACD対応)の特質の違いを見る限り、再生限界が可聴帯域を超えると可聴帯域内が薄くなる。MDR-SA3000は純粋で完全な超高域再現能力を備えているがその分その傾向は顕著になる。MDR-CD3000やADL-H118はフラットにfレンジは伸びているけど可聴帯域に収まっている感じで密度の濃ゆい音である。解像度に限界のあるヘッドホンの世界では、ハイレゾか可聴帯域かどちらを取るかの話になる。スピーカーの世界ならスーパーツイーターとパワーアンプを付け加えればデメリットなしに音質改善となるけれど、ヘッドホンの場合、可聴帯域の振動のエネルギーを超高域に移動させているだけである。※2
ハイレゾとCDは区別つかない。そのソースがハイレゾ音源なのかCD音源なのかブラインドで識別できるか選択させてみたところ、1:1という結果になったようだ(要するに完全に識別できない)。なのにハイレゾにはメリットはあるのか。NHKによるとCD再生時の「落ち着く」の脳波{;快楽の脳波か}に加えてハイレゾ再生では「心地よい」の脳波が出るらしい。SACD時代から言われているとおり、脳波が変わる。ハイレゾ対応のヘッドホンは淡白な音になるがそういうメリットはある。先祖がこの大地で聴いてきた音。自然環境音が特に良いだろう。
※2 Walkmanが更に高音質になるためには、3.5mmステレオミニのジャック(端子)を2系統にして(ハイレゾ用の超高域+可聴帯域の0Hz〜20kHz)、それに対応した2WAYのヘッドホンを製造するとか。これだとバランス接続と混同するかな。
NW-A16とNW-S764
Walkmanの音を水で喩えると
朝霧の音…NW-E010〔70点〕、NW-E020〔80点〕
アルカリ水…NW-E040〔85点〕、NW-S750〔85点〕
蒸留水…NW-X1000〔90点〕、NW-A850〔90点〕
森の雨水…NW-E050〔90点〕
バナジウム天然水…KENWOOD MG-G608〔95点〕
evian…NW-S760〔90点〕、NW-A860〔90点〕
Contrex…NW-A10〔90点〕、NW-ZX1〔95点〕
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+++ REMARKS +++

質:92.5点
NW-ZX1と99%同じ音がしている
NW-X1000NW-A850の時と同じく
同世代のWalkman同士ではほとんど音色も違わない
NW-A10NW-S760を比べると音の分解がより細かくなった
NW-S760はおだんごのようにまーるまるだったけど
NW-A10はおだんごのサイズが細かい
弾力感は減った気がする

NW-A10は濃密な音だが長時間聴いてもくどくならない
従来よりレンジ感に余裕があり空気感があり開放的な鳴り方をしてる
銅箔の厚い基盤とか太い配線材やPOSCAPの効果だと思う
古いめのDDDの金管楽器の高域が、耳に突き刺さらない
経皮毒のように残らず鼓膜を通過するのは歪んでないからだと思う

電源に制約のあるポータブルでここまで濃密な音を奏でるモデルはない
2011年頃までは毎年音が進化して変わってきてるなぁと体感してたけど
2012年頃からはそんなに変わってないなぁと試聴して思った
本当にこれ以上、どうやって進化したら良いのかというレベルになってる
僕は老人になってもWalkmanを追い求めたいのに、本当に困ってしまう
メーカーが違えばKENWOODのMG-G608は素直な音で遠近感がある
SONYにはSONYの音がある。KENWOODも最高だ


++ 操作性:良好 ++
タンの押し心地はNW-S760より好感触。
ラー液晶も少し綺麗な色になった。動作は僅かにキビキビした。
かといってNW-ZX1の様に有機的なわけではない。
そのあたりが僕を含む貧乏性の人にはうってつけなのである。

++ その他 ++
ラックをERASEする機能はやっぱりほしい(KENWOODはできる)
後に停止した場所から再生が始まってほしい(文庫の朗読とか講演CDとか…)
■ウォークマンのClear Audio+をONにすると低音も高音もクリアに抜けがよく出てくるが、
OFFにしないと本来のバランスでは聴けない。ウォークマンのClear Audio+は若者向けのチューン。