イタリアのスピーカー。伝統の木工技術が下地にありデザインが秀逸。 音質はからっとしていて艶がある。楽しく陽気にセンチメンタルに、あっけらかんと歌う。 さすがにイタリアの名門ソナース。バリトノやテナーなどのオペラの声域がファベール。 いや、このスピーカーを眼前にすると音なんてものは付加価値になる。 「イタリアの画家、アントニオ・ブエノの愛らしい作品から採られたその名称通り可憐な外観。」 視覚には聴覚よりも直接的に訴えるものがあり、友人である菅野沖彦の言葉を拝借すれば、所有する満足感がある。 シックにオーディオを楽しめるスピーカーだ。 |
でもシックに楽しむどころか、部屋に合ってない。 |