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inG SOUND LABO S1207
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多摩電子工業 S1206&S1207 共にパッケージが美しい。付属人もよい



多摩電子工業のカナル型イヤホン
inG SOUND LABO S1207
竹製のハウジング
形式:ダイナミック型
Φ10mmドライバー
普通のセッティング
多摩電子工業のカナル型イヤホン
inG SOUND LABO S1206
竹製のハウジング
形式:ダイナミック型
Φ10mmドライバー
低域セッティング
ドラクエのイヤホンに近い音
メタリックな印象はないが、付帯音がなくカラッとしてる
簡素な音。1206とは全く別の内容
でも明るさは小気味よい。竹の肌触りの良さが出てる
音の尾が長い
高域を犠牲にして獲得されたものの良さがある
三川の木の響き鋼の響きと同じOEMと思う
v-moda remix audioも

このイヤホン2機種は筐体の質感がよく、モノとしての出来映えが良い。
多摩電子工業の製品はパッケージも付属品も綺麗で丁寧な作りをしている。
ケーブルは太めで良いが、グニャグニャ。化粧箱の中の状態で形状記憶されてる。
竹のハウジングはさすがに樹脂と違って指触りが自然で響きも澄んでいる。
かぐや姫を連想する素材。サラサラしてる。無垢材を使ってる。
 

Vocal
多摩電子工業 S1200-03 70
多摩電子工業 S1206 75
多摩電子工業 S1207 60
 

S1207:中域か中高域セッティングになると思う。グリーグのペールギュントでの比較ではS1207は歌手の声が一番大きく聴こえる。官能的な声は出ないが角張らず自然。管弦楽はおとなしめ。トランジェント特性は高いが、音圧が低く、受動的な音になる。マランツのHP101に似ている。遠近感は自然で響きは美しい。電子音の場合は竹の響きが邪魔をする。もともとの特性なのかもしれないが爽やかなザラザラ感が伴う。音楽再生はそんなに良くない。でもDVDを再生するとセリフが自然に聞こえるし遠近の感じが澄んでいてイヤホンの中でダントツで違和感が少ない。
S1200:音圧が高い。音圧の低いS1207の1.5倍以上〔ウォークマンのボリューム位置で。S1206はその中間ぐらい〕。音にも違いが出ていて、S1207が受動的な音にたいしてS1200は能動的。トランジェント特性は共に秀でているがS1200は立ち上がり方に生命力が感じられる。特にシンセサイザー系が伸びやかで心地よい。ヴォーカルは平均的な音量。肉質があるわけではないが痩せてもいない。管弦楽はナチュラルな響きで伸びやかに鳴る。古い録音でも嫌みない。官能性が勝りフリッチャイのチャイコフスキー悲愴など感動的。各楽音の分離感も良い。
S1206:三川イヤホンの『木の響き』に同じ。竹の特質を捉えるため、それと比較してみるに、若干音の響きが違った。竹ハウジングのS1206はおろしとんかつの真ん中の切れが好きな人向けの音調になってる。木の響きは角の切れ。濃厚である。また、微々たる差だが「木の響き」の高域がセンチメンタルには突き抜けない時、乾いた響きの「竹の響き」は良く聴こえたりする。『鋼の響き』はS1206より若干明るい艶やかなサウンドが出る。フルオケの濃厚さが好きな自分は「木の響き」がメインになってるけど、「竹の響き」が良い時も「鋼の響き」が良い時もある。探せばもっと他の銘柄も出てきそうだけど3つあれば管弦楽の楽音を構成できる。重い木質の響き、軽い木質の響き、金属の響き。気分次第で。クラシックの再生は機械的になりがちなイヤホンが多いけど、これらは寛いで聴くことが出来る。セリフはこもる。





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