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形式 |
3ウェイ4スピーカーD.D.D.(デュアル・ダイナミック・ドライブ)型 |
再生周波数帯域 |
インピーダンス6Ω |
最大入力 |
120w 定格60w |
外形寸法 |
幅 220x 高さ 365 x 奥行 330mm (ネット付) |
質量 |
10.0kg (1本) |
マークⅡではなく初代のもの。発売から十年くらい経っていて、傷の多い中古でしたけど、音は本来の92%ぐらい出ているだろうと思われます。湿度のある再現で、どんなソースでもよく落ち着いているという特質はテクニクスならではでござる。
購入当初、黒モグラで鳴らせばこの難しい低域を整合性のある音で鳴らせるだろうと思っていたけれど大間違いでした。低音のもわもわした感じはデジタルアンプなら少ないのですが、その音色が聞けたもんじゃありません。初めは久々にサブウーファーの低音だ~
みたいな気分でこの低域の音圧に圧倒されて下腹部ふくらませていたのですが、すぐに目が褪めました。「なぜこの結果になったのですか?」 「はい、このようなデータ(科学的根拠)があるからです。」というような低音。あれ今仕事中?「○×という焦点に絞って言いマスと」、「人にもよりますが、あくまで私の意見としては」。音階は明確に自制されていて素晴らしいかっこいい素敵だけど理論的すぎる風になってしまった。これは海に出かけるしか無い。海の地平線に向かってバーカ。あーほ。まーるけ。そうすればあっけらかんとした鳴りあがりになるからほらね、ローテクのROTELに変えてみたら少しは味わい深くなりましたよ。私(わたくし)はメーカーの回しものではございマセンが、やっぱ困ったときのローテクです。デジタルアンプではこの音聞くの無理でした。アナログによってその真面目さは日本的なおくゆかしさにもなってしまうのです。 |

このパッシブラジエーター、押すと面白いです。形状記憶枕みたいにしぼんで、元に戻ります。ぷしゅーとは言わないけど、密閉されているのがわかります。このセラミック素材が、音を出すとすごい震えている。さすが3WAY4スピーカーというだけあって量感があります。自然のもつ雄大さを巧みに要約するのではなく、大地の深くから出し切ろうという心意気がここまで感じられるものは、このサイズ・価格帯ではなかなかないでしょう。ショスタコシュトラウスやリヒャルトシベリウスを30分くらい聞いてると、弟にあげたEntrySを取り戻したくなりますが、モーツアルト(ピュアモルト)はわりとよいです、 |

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