やはり薄情な恋慕に終わらせた事に心残りがあり、マークUではなく初代のものですが、手に入れました。発売から十年くらい経っていて、傷の多い中古でしたけど、音は本来の92%ぐらい出ているだろうと思われます。湿度のある再現で、どんなソースでもよく落ち着いているという特質はテクニクスならではでござる。
当初、黒モグラで鳴らせばこの難しい低域を整合性のある音で鳴らせるだろうと思っていたけれど大間違いでした。低音のもわもわした感じはデジタルアンプなら少ないのですが、その音色が聞けたもんじゃありません。初めは久々にサブウーファーの低音だ〜
みたいな気分でこの低域の音圧に圧倒されて下腹部ふくらませていたのですが、すぐにうるさく思うようになりました。「なぜこの結果になったのですか?」
「はい、このようなデータ(科学的根拠)があるからです。」というような低音。快い音の調べは抜け落ちて音だけが出てきた感じ。「○×という焦点に絞って言いマスと」、「人にもよりますが、あくまで私の意見としては」。音階は明確に自制されていて素晴らしいかっこいい素敵だけど理論的すぎる風になってしまった。これは海に出かけるしか無い。海の地平線に向かってバーカ。あーほ。まーるけ。そうすればあっけらかんとした鳴りあがりになるからほらね、ローテクのROTELにしたらとっても味わい深くなりましたよ。私(わたくし)はメーカーの回しものではございマセンが、やっぱ困ったときのローテクです。デジタルアンプではこの音聞くの無理でしたのに、アナログによってその真面目さは日本的なおくゆかしさにもなってしまうのです。 |