


トゥイーター |
25mm ブラックダイアモンド・シルクドーム型 |
ウーファー |
100mm グラスファイバー・ハイブリッドコーン |
インピーダンス |
6Ω |
出力音圧レベル |
85db |
クロスオーバー周波数 |
4,000Hz |
再生周波数帯域 |
70Hz〜20kHz |
本体寸法/質量 |
W151×H237×D144(mm)/2.2kg(1本) |
価格 |
\14800 pair |

Unisonic Plata AHT40R

■Plata(プラタ)シリーズの特徴
○リニアリティの高い高域特性を実現する「ブラックダイアモンド・シルクドームツィーター
○スピーディーかつタイトな中低域のレスポンスを実現する「ファイバーグラス・ハイブリッドウーファ」
○中低域の位相をコントロールする「アルミ素材フェーズプラグ」
○ネットワーク回路に音質重視のフィルムコンデンサーを使用し、クリアーで繊細な高音再生を実現
○背面バスレフポート採用で、スタイリッシュな外観とサイズを超えた低域再現を両立
○背面に65mm間隔のビス穴を搭載、他社製ブラケットもご使用頂けます
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avacの店員さんによると、Unisonicのスピーカーは金型をどこかの大手スピーカーメーカーからお古を買い取って作り上げたらしく、定価が格安。金型ゲージ・検査具などの"精度モノ"は一品一注でコストが大きいので、小ロット製品だとそのコストは相対的に大きくでる。UNISONICは無名でそう売れないだろうしヤフオクでも入札されずAHT-40Rは3000円くらい。ATH-40Rは定価14800円という音ではない。「値段の割に」という音でもない。Pioneer_S-CN301-LRに比べると音に硬さがあり包まれる感覚も乏しいが、独特の音のしらべがある。白鳥のような音。サイズ的にはDALI Zensor1より一回り小さい。Zensorの音離れの良さはないが抜け感も少ない。グラスファイバーコーン採用。B&W
603,606,607のコンティニュアム・コーンのように新しい感じの音。B&W 606より立体感はないけどしっとり感があるかな。自作の
fountec 16cm 2ウェイのスピーカーと比較すると、耳を近づけないとわからないけど抑圧されている成分はあり、聞こえてこない部分の多いスピーカーだけれど、フルオケもクラブミュージックも、出てくる音で心地良い音を形成している。純度が高く心踊る音。アバックのページの「音の潤い、心地よさ、自然さがこのスピーカーの特徴」という謳い文句のとおりの音。それ以上に適切な言葉は、出てこないなぁ。AHT-40Rは個人的にはB&W
606と同格。AHT-100FとAHT-250F2はトールボーイ3WAYでネットワークが複雑になるためこれより若干濁る。
アバック座という映画館で使われている。他のハイコスパ・スピーカーやハイエンドとの比較に気軽に引き合いに出されてわりとこき下ろされているが、それはオーディオ飽和状態で、おそらくかなりユーザーの少ないスピーカーだから。そういう役回りも必要(ほかのスピーカーを引き立てるためにスケープゴートになっている)。 |
【追記】 壁掛けしたら最悪な音になった。低音がドゥンドゥン。それによりかき消される白鳥の情景。壁掛けをするとテコの原理でスピーカー本体が揺れやすくなるけど、手で押さえたり手を離したりしても音は変わらなかった。AHT-40Rはリアバスレフなので壁から離さないといけないのだろうか。マフラーやニット帽を使い低音の反射を抑えたら多少マシになったけど限界がある。一番の原因はスウィートスポットが狭いことだった。ツイーターが耳の方に向いていないと爽やかな音は届かない。リアスピーカー用に背面に穴が開いてるけど、結局ニアフィールドが一番使いやすい。 |

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