【ケーブル日記】
画像はFurukawa μ-S1 と Van den Hul VDT-T5(右)
はさみで切ると外装の黄緑色のシースはパチッと切れる。そのシースは地面に落とすと跳ねる素材だった。
独特の音色がある。Van den Hulは初めて使ったけどこの音はVan den Hulであると悟りました。英国のかほりがする。
ONKYO D-77RXだとその恩恵を感じたけど、ストレートでワイドでダイナミックな音のパイオニアS-HE10では感じない。解像度は不足なく3WAYも上下共鳴らせているが多少ザラザラしている。
Monitor PSのCobra 2.5Sに較べてフラットで多少ワイドなレンジ感。音楽的に少し薄い印象で、音像は少し窮屈か。楽音のフォルムは薄く延びている。音色はモニターPCのシルバーシリーズの方がえぐみがなく、広く好まれるかもしれない。
Dレンジ方面にも諧調性の良さは感じられない。
個性的なスピーカーケーブルで魅力はある。臨界点は低けれど適度な弾力がある。S/A labのケーブルはストレート過ぎて扱いにくいらしいが、VDT-T5は熟酥味が感じられて楽しめるサウンド。スーパーサブに。不足無い実力を求めるなら⇒VDT-T4。 |