Vienna Acoustics S-1



ヴィエナ・アコースティックス S−1 拡大

方式 2-way バスレフ型
周波数特性 42-20kHz
能率 89dB
インピータンス 6 Ω
ツイーター 25mm Dome
ウーファー 14cm Cone
サイズ 170x260x350mm
重量 8.5kg


人工的でない生の味わい深さがある。
さすがウイーンのアコースティックというだけある。
音楽に対する敬意の現れか、このスピーカーの音の調べはとてもすばらしい。
音樂って感じである。音楽に行く以前に音にも芸術が溢れている。








現地ではHaydnと呼ばれている。
Sonusfaberの"Domus"やZingaliの"OCM206"のような清澄さというよりNikosの”Sculpture Homme”やAcousticLabの"Bolero"のように甘美な傾向。ワイルドストロベリーの葉の香り、保育園でちゅーちゅー吸ってたサルビアの蜜の味わい。指向性が広く、パソコンやりながらでもねっころがりながらでも斜めの方面からちゃんとエッセンスが流れてくる。かすかすせず常に滑らかで、活き活きとしている。特に低域の感覚が面白く、ゴムのように弾力性がありつつもしっかり描写されていた。ハイレゾ志向のスピーカーに比べると解像度・分解能落ちるけどずっと浸っていたい音。異例なほど音楽性が豊か。(ο゜Д゜ο)ハレルヤハレルヤ






ウーファー透過
DIAPASONのADAMANTESUも同じユニットかな?
透明なウーファーの膜から中が覗ける。XPPというカラーの少ない素材のようだ。ゴム系素材。
調音結合(coarticulation)するから好まれてるのだろうか。






光沢プレートには英語の筆記体が書いてある!
新型のT-2GとT-3Gが評判いい。T-2もよかったけど。
新型のS-1Gは分解能は増したけど、ややすっきりしたかな。このS-1のほうが甘かったかも。