YAMAHA YST-SW150


左からSW160、SW90、SW45

SW150→SW160になってスピード感があがったらしい。SW150に比べると細身であっさりなのだろう。
外見的にはほぼ同じ。



2ウェイの低音を補助するためにmarantz PM17のPRE-OUTに接続した。プリのクオリティーが高いからかパイオニアのVSAD7に接続していたころに比べて確実に明瞭になった。陰影と肌触りが良くなったし、このサブウーファーが出す低域自体の裸特性があがった。VSAD7もAVアンプのわりにはピュアだけど、所詮AVアンプなのでした。
プリアウトだからAVでもソースダイレクトならプリメインとかわらないと思っていたけど間違ってた。密度が低いようだ。AVアンプはDSPでローカットやフロントスピーカーとのクロスオーバーが設定できるので音のエネルギーを歪みを発生させやすい帯域や余分な部分に廻さずに済むのはメリットだけど、もともと回路の相互干渉やデジタルノイズの影響があるのか、ピュアではない。微小レベルをどこまで送り出せるかがピュアさ加減に影響するようだ。DSPのDelay成分をうまく融合すれば耳を騙せてしまうのが面白くAVアンプの醍醐味ではあるけど、やっぱりプリメインのクリアな音のほうがいい。
ヤマハのウーファーは値段のわりに本格的な音が出る。音の傾向はYST方式の特徴かふっくらとしていてやわらかい。ヴェールは厚い感じだけど穏やかな口調のような優しさがある。確かに音楽向けではないかもしれない。小さな音にも反応してニュアンスは濃厚になるけど、分解能がゆるく表情に乏しいからいつもおんなじ音で鳴っているような感じだ。ピュアオーディオ的に使うなら、普段冷たいSPをまろやかにさせることができる。これは案外合理的な使い道で、たったの3万でぐーんとレベルアンプする感じだ。温度があがって感触が快くなる。絶妙なVolumeの位置を見つけ、音は目立たなくてもOFFにしたときに比べて全体にぬくもりがある、というのが僕は好きだった。




 

YAMAHA AST-A5


AST-A5


これはサブウーファー用のパワーアンプだけど、とてもナチュラルなヤマハトーンで、Entry Sなどを鳴らすととても聞きやすかった。独特のヒューミッドな耳当たりがあって基本的に優しい感じだった。案外ピュアで使えた。




AST-KF100


AST-KF100=Active SERVO PROCESSING CARTRIDGE。このカートリッジを差し込むと音が出た。SP端子はLRあり、入力もLRあるけれど、インピーダンス?は弱いのでD-77RXなどの3WAYでは保護回路が作動。