超極太のCobra6Sに比べると重心があがり少しスレンダーになるけど、Monitor PCらしく、嫌な音がしないで快い感触のしらべがある。スレンダーといっても導体断面積が2.5mmだから相当太い。AWGで言ったら13AWG。16AWGの4倍です。音はドバーっと出てくる。導線の数は651本です。え?となるけど1本1本が相当細いのです。単線を推奨しているオーディオクエストのCV-4のページには、撚り線の表皮効果の悪影響(相互作用)について書いてあったけど、撚り線にもメリットがあるし、どの論理を最重視するかによる。MONITOR社のこのケーブルだとハーモニーになってる気しかしない。この651本の導線の束を1本の単線として考えてはいけないのだろうか。隣り合わせの導線に電子がジャンプしようと、単線に比べてそんなに位相が狂うわけでもないと思う。Cobra2.5Sは愉快さのある音。厚みのある高音が出る。比較すると同じような導体の構成のVan-den-Hul
VDT-T4はマイルドでハイエンド調のトーン。元気がないとも感じる(ただスピーカーケーブルも その個性が活きるか否かはシステムとかラインケーブルによるところがある。Monitor
PC {現 Inakustik} のCobra2.5SはTDKのCA-QL201だとそのすっきりとした持ち味が出たけれど、S/A labのハイエンドラインHLP4に取り替えるとVan-den-Hul VDT-T4のほうが魅惑的な音に感じた。迷宮入り)。 |