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ドラゴンズ関連
10 名前:ナナシンクロニシティ 2004/10/23 21:52
川上が「オレ」を泣かせた/日本シリーズ(日刊スポーツ)
<日本シリーズ:中日6−1西武>◇第5戦◇22日◇西武ドーム
 中日がエース川上憲伸投手(29)の力投で西武に連勝。50年ぶりの日本一へ、ついに王手をかけた。川上は6回1死までパーフェクト投球の力投で、8回を5安打無四球の1失点。初戦と合わせ連続無走者のシリーズ記録タイをマークするなど、セ・リーグ最多勝投手の底力を見せつけた。半世紀ぶりの悲願の日本一まで、あと1勝と迫った落合監督は涙の勝利監督インタビュー。明日24日、地元ナゴヤドームに戻っての第6戦でケリをつける。
 マウンドを蹴り上げ、雄たけびを上げた。まさに鬼の形相。それほど川上は、自分の投球に酔いしれていた。7回。西武の大砲2人を、こん身のストレートで切り捨てた。フェルナンデスにはど真ん中の直球。うなりを上げるバットに、かすらせもしない。カブレラは外角いっぱい。バットすら振らせなかった。8回1失点。日本一の王手を手繰り寄せたのは、やっぱりエースだった。「今日は出来すぎ。でも、ここまできたら日本一になりたいです! 」。ヒーローインタビューのお立ち台。エースは力強く日本一を宣言した。
 まさにエースにふさわしい熱投。その気合の一方で、冷静さも兼ね備えていた。第1戦の4回。和田に内角いっぱいのシュートを左翼席へ運ばれた。「あそこを打たれた記憶はない」。ショックだった。同時に西武打線は内角が得意だと気付いた。この日は谷繁と相談して外角中心の配球。初戦は封印していたスライダーも投げた。カットボールと合わせ、打者の届かないコースへの精密機械ばりの投球。西武打線を最後まで寄せ付けなかった。
 前日の第4戦の試合中、電話でこの日の先発を告げられた。山井の好投によりエースには「王手役」が課せられた。そして見事に成就。「今日は(今季)最後だなと思って投げた。気合だけですよ。打たれても悔いのないように投げた」。川上の表情は達成感でいっぱいだった。

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