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ドラゴンズ関連
8 名前:ナナシンクロニシティ 2004/10/23 21:46
落合竜王手!川上1失点、今季初のスライダーで斬った(サンケイスポーツ)
 【日本シリーズ、西武1−6中日、第5戦、中日3勝2敗、22日、西武ドーム】中日は先発・川上憲伸投手(29)が六回一死まで走者を許さない好投。岩瀬仁紀投手(29)とのリレーで西武打線を1点に抑えて快勝し、対戦成績を3勝2敗としてシリーズ制覇にあと1勝と迫った。23日は移動日で、第6戦は中日の本拠地ナゴヤドームに戻って午後6時20分プレーボール。昭和29年以来50年ぶりの日本一に、オレ流中日がいよいよ王手をかけた。
 50年間も閉ざされた扉を川上がこじ開けた。中日では聞き慣れない『王手』という響きが心地いい。昭和29年以来となる日本シリーズ3勝目。オレ竜の日本一がはっきりと見えた。
 「これが今年最後かな、と思って投げました。きょうは球威がない。でも球威がないからって逃げても仕方ない。だから気持ちでいきました」
 気迫と技術の勝利だった。宝刀カットボールに直球。その2本柱にシーズン中ではお目にかかれなかった“新球”が加わる。数年前までの持ち球だったスライダーだ。
 「前回は内角を使っているから」と打者心理を生かしてのモデルチェンジ。前日、スライダーで白星を飾った後輩・山井を参考にしていた。
 「今年初めて(スライダーを)投げましたね」とケロリ。森投手コーチをして「いきなり投げるなんて、大したもんだ」と驚かせた作戦は見事に成功。六回一死までパーフェクトを続けると、八回まで5安打1失点。試合前に飛び込んできた明大の後輩、一場投手の嫌なニュースを吹き払う快投。もちろん、お得意のガッツポーズも全開だ。
 日本一に輝いた50年前には“フォークの神様”杉下茂氏がいた。そして今年は川上がいる。17勝はリーグ最多。エースとして君臨したが、落合監督の気遣いもうれしかった。シーズン中のほとんどが中6日、遠征帯同も免除された。今年は肩痛からの病み上がり。自ら危険を察知すると、車を飛ばして三重県久居市の病院を訪れていた。
 「肩のケアです。今年は調子がよくても『いかん、いかん』と思っていた。やっぱり怖い。怖いと思っているのがいいのかもしれない」
 4年前の肩痛は、投手生命の危機とまでいわれた。昨年も5月の離脱から1シーズンを棒に振った。地獄を知る男だからこそ、大舞台でも自分を貫ける。
 「2戦で1勝狙い? そういう考えはない。目の前の1つを全力で取りにいく。そうでなきゃペナントは取れない」
 監督インタビューで歓喜の余り、涙を浮かべた落合監督は、気合を入れた。川上が作った頂点への道。24日、地元・名古屋で一気に決める。

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