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中間子
1 名前:名前欄空白 2006/10/17 01:18
 
〜湯川秀樹が予言した粒子〜

中間子という名称は、中間子の質量が陽子や中性子の質量と電子の質量の"中間"であることに由来している。中間子の質量は、陽子や中性子の10分の1程度、電子の200倍程度の質量である。
原子核は陽子と中性子で構成されている。しかしなぜ原子核という小さな塊のなかに陽子や中性子が安定して存在できるかは良くわかっていなかった。原子核が安定に存在していることから、陽子や中性子の間には、陽子間に働く電気的な排斥力(クローン力)よりも大きな、お互いを引き付けあう力が働いているはずである。
そこで湯川秀樹(1907-1981)は原子核中の陽子や中性子が質量をもった粒子をやりとりすることで大きな力が働いているのだと考え、その粒子として"中間子"の存在を1935年に予言した。その後、中間子は1947年に宇宙線の中から発見され、湯川の予言が正しいことが証明された。これが評価され、湯川は1949年に日本人初のノーベル物理学賞を受賞する。
中間子による力が及ぶ範囲はとても短く、原子核の大きさ程度までしか届かない。電磁気力のようにはるか彼方まで届く力とは対照的である。
現在では、中間子にも多くの種類があることがわかっており、湯川秀樹が予言したπ中間子以外にもη中間子、ω中間子などが見つかっている。

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