− 宗教とは − 宗教の本質は、感情と思想から絶對的本質をつかむことにあり、また絶對的本質の表象を現前させるというところにある。※ そしてこの點に、この超越において自分の特殊性を忘却することと、この意味における行為、すなわち絶對的本質との関係から行為するということが必然的に結びついている。 − 宗教とカルト − 何に権威を置いているかによる。何を信じているか。ありえないアホらしい話を信じるか。ありえる話を一般性に迎合せずに信じるか。そして真理にたいしてどう格付けをしているか。 − 無意識領域 − 部族的無意識には入ることできても普遍的無意識に到底は入れない信仰をもったものがカルト。部族的無意識から普遍的無意識に入れる内容ならカルトじゃない。また霊感があればその集合的無意識が雲のようなものだと信じることができる。そしてこれは普遍的な解釈ね。(ちなみに超能力というのは集合的無意識に左右する。懐疑論者の信念が目に見えぬ作用をもたらして被験者の超能力の発揮を抑圧してしまう。だから超能力の実験では懐疑論者が近傍にいないこと、実験が友好的雰囲気の中で行われることなどが常識になっている。まぁ超能力に憧れたり検証の材料にしてる時点で霊性は2流だけど。) − 信仰 − 悪霊は自身を悪霊だとは思っていない。聖霊だと思っている。また他者をそう批判して自己を聖霊だとするものもいる。信仰としてすべてを託す宗教は、賭けであり冒険である。 − 気の段階 − 心が神に同調すれば、神気に覆われる。心には実体のないものがあるから、お互いが干渉すれば辺りが「気」に充満する。心が仏に近づけば、仏とも感応できる。それがもっと仏の心に近づければ、「光」を発するようになる。燃えるかと思うほどに。でも、ほんとうに神・仏なのかな。それを判断するのが漏尽通になる。外面を彩るではなく内側から輝くものを尊ぶのが、日本人のよい感性です。 − 魔に誘われて − ある日突然に、という霊能や超能力はまがいものが多い。切り離した方がいい。 − 魂の格 − 幸福のためには必要なことがたくさんある。 − 浮遊体 − 宙に浮かぶ人に力を加える。すると動いていく。しかしそのベクトルはその心次第。水沈する人を救い上げるのは、湖ならいいけど、泥沼だと困難。 |