反抗期




反抗期



スーパーなどで子どもが異常に訴えて泣き喚いている場面に遭遇したとき、親をみるとたいていイラついていて無慈悲な表情をしている。子どもの願いを叶えれば良いのに、そんな理不尽な願望ではないだろうに、と思う。今の人は恵まれていて子どもに小仏がついてきているのかもしれないのに。子どもの願いを叶えることが供養になっている事もあるのに。
自分で手に入れる努力を積むことは重要だけど自分では手に入れられないのだから助ける必要がある場合もある。
無慈悲な子育ては子どもに痕跡を残す。第二次反抗期にその鬱積が出てくれば良いが、その時期にも抑えつけられて出て来ない場合もある。そうなると一層悪い。社会に出てノイローゼで狂ってしまい、怒りめいた言葉を延々と吐き捨てながら道を歩く人をよく見かける。管理教育世代のヤンキーになれなかった部類ではないかと邪推する。人に危害を加えることはないが、怒りが晴れ渡る日も来ないかもしれない。誰かが慈悲深い供養をしない限りは。
反抗期は現代教育特有のひずみであり、反抗期は有るよりは無い方がよいとされるが、反抗期が無いのは@親がよっぽど慈悲深かったかAよっぽどほったらかしていたかBよっぽど無慈悲だったかのどれかだと思う。今回はBを問題にした。


認知ウェブ。(・ ∀ ・)  (・ ∀ ・) 科学というものが帰納法であるかぎり、観測結果に意味づけをしているに過ぎない。(・ ∀ ・) にょーん


反抗期