人の知能を誑かすぐらいはたやすい





善いものは悪い
悪いものこそ善い
美しいものは醜い
醜いものこそ美しい
高潔なものは腹黒い
腹黒さを見せるものこそが高潔だ
人の生やら花鳥風月など退屈極まりない
我は苦しみから湧き出る生き血を望んでいる
そう。虐待・・・想像するだけでわくわくしませんか?


何もかもを逆転さすことのできる世界。少年には目隠しがされています。寝ている間にそうしておいたからです。その少年には親がいません。お金のない孤児院の手助けとして数ヶ月前から私が預かっているのです。少年の頬はやわらかい。キレの良いナイフで引き裂きたくなりませんか?
既に裂いているのですけれど…、少年はわけがわかってないようです。
あなたはふとした瞬間に指を切って流れ出た血を舐めて、その味に我を忘れた経験があるはずだ!。少年は泣き喚いている。僕は部屋を一旦離れ、数分後に戻ってくる。ベッドに縛られたその少年の姿をみて、自分は恐怖に慄き、忙しく目隠しをほどく。そして、「なんてひどいことがされてるんだ!!」 と怒りをあらわにしてみたいと思いませんか?

おびえた少年は僕にしがみついてくる。明らかに被疑者である僕に必死にかばってもらおうとするその姿に胸が高鳴る・・・ そこで慰めるようにして、、とうとう彼の血と涙をすすってあげることができる。
君たちは何も知らないようだが年頃のふくよかな女性の生き血よりも少年の涙のほうが格別にうまい。醜いクリスト崇拝者どもはこの世の面白さの半分を知らずに生きている…


生み出すものからすべてを奪うものへ
性的指向までもが変わってゆく
神が太陽ならばサターンはブラックホールのようなもの
光すら吸収する重力がある
我々はたやすくその重力に引き寄せられるものだ