− エッファタ −

〔思念の仮想モデル〕

  生かす 殺す











白魔術

しとやかさ
女性らしさ

祈り

勇敢・仁義
男性らしさ

心根

黒魔術

殺気立つ
うらめしやの音域

嫉妬

劣等感

粘着・奪う
呪い

参照:聖魔対比表階層構造




邪は陰りを照らされることを嫌う

自分に憑いている悪霊は、自分とは別のものではなく、自分だ。
そいつにとって自分は自分で、自分が外部に攻撃されればそいつを血祭りにあげようとしている。
一つの人間は無数の雑霊の塊だ。
中にわずか、ほとんど隠れていて見えないけれど、高級なものがいる。
それが不和を融解させようと取り計らっている。

お経・祝詞を唱え、霊性を清らかにする。
座禅に専念し、悟りを深める。
信仰を深め、神の導きを得る。


人間の大きさは面積ではなく体積で量るもので、観念的深度(縦)と度量の広さ(横)とその密度(奥行き)をかけたもの。


敵のために祈るとか瞋恚に耐え忍ぶとか、魂を成長させることにはなろうが、敵がいることを省みれば無意味さを感じる。怖れや恨みは感情のエラーでいわば癌である。とまではいわずとも、ジャンクDNAの類だ。戯論も然り。
人間は純粋に理性のみの存在である神とは違うので闘争して乗り越える部分も多いけれど、愛とか触れ合いのようには成長させない。怖れや恨みなどは霊性があがれば自然に消滅しているし、それ自体は無駄なストレスだ。
シッダールタは今から2500年も前に、意味のない塩基配列の反復(輪廻)から解脱することを説いていた。
レムスがアクテの顔に見出したなにか憎しみを超える強い心、ルサンチ以上の原動力になるもの、そういうのがサムシンググレートで、それ自体生物を進化させている。